MCPというのは、プロフェッショナルという名が付くくらいの試験ですから、試験範囲というのも相当な範囲に及び、Section 2で取り上げた内容程度では済まされないのです。何が言いたいかというと、Section 2には続きがあるということを言いたいのです。

私のモノクロプリンタの用途は、主にWebページの印刷です。印刷量はさほど多くないと思うのですが、私の印刷装置は3年?4年?ほど前の安物ですので・・・印刷に時間がかかるのです。

いつ終わるのかわからないものを待つくらいなら、寝ている間にでも印刷させ、起床したら印刷が終了している環境を構築しようではないか、と考えたのです。MCPの試験範囲外かもしれませんが、どうせ知っているテクニックですのでお教えしましょう。

プリンタのプロパティの詳細設定タブのスクリーンショットですが、「常に利用可能」と「開始」の選択肢があります。

デフォルトでは、常に利用可能に設定されていますので、24時間365日プリンタを使用することができるわけですが、「開始」を選択し、利用開始時刻と利用終了時刻を設定すると、その時間帯だけ印刷装置にジョブを送ることができます。

言い方を変えると、指定した時間以外ではアプリケーションから印刷を行っても、指定時刻になるまで印刷を待機させることができるというわけです。

これを利用し、印刷に時間のかかるジョブを時間のあるときに印刷させることができます。

※この運用方法は、次のSection 4で解説する「優先順位」を設定すると、より効果的です。