大変興味のある分野かと思いますが、専門用語は理解しておかないと話になりませんので、お約束の用語解説から。
  • セットアップマネージャ・・・インストールを自動化する応答ファイルを作成するウィザード。
  • 応答ファイル・・・ユーザーの代わりにインストール時の入力項目(ユーザー名、Administratorのパスワード、インストールするコンポーネント等全てのPCで共通の入力項目)を記録したファイル。
  • UDFファイル・・・複数のPCに無人インストールする際、応答ファイルで応答できない一意の入力項目(プロダクトキー、IPアドレス等)を記録したファイル。1台にインストールする際は不要。
  • makeboot.exe・・・16ビットOS上でWindowsの起動ディスクを作成するプログラム。
  • makebt32.exe・・・32ビットOS上でWindowsの起動ディスクを作成するプログラム。
  • winnt.exe・・・16ビットOS上でWindowsのインストールを開始するプログラム。
  • winnt32.exe・・・32ビットOS上でWindowsのインストールを開始するプログラム。
※Windows NT 4.0の「/ox」コマンドはWindows 2000ではサポートされません。

また、関連用語として以下のものもあります。
  • RIS・・・リモートインストールサービス。文字通り、リモートでインストールを実行する。ドメインコントローラー、Active Directory、DNSサーバー、DHCPサーバー、RISサーバーが必要。(各サーバーは承認が必要になりますが、難しい話ですので省略します。)
  • Sysprepインストール・・・基準コンピュータと呼ばれるコンピュータのHDDイメージを吸い上げ、インストール対象のHDDにイメージをコピーするインストール方法。非常に短時間で終了する(そうです)。